リリースは最も注目を集めるタイミング
ステップ⑦はMVPのリリースです。やること自体は単純で、ステップ⑤でClaude CodeによるMVP開発が終わったら、そのままリリースするだけです。
ただし、プロダクトが最も注目を集めるのはリリースの瞬間です。そこでこのレッスンでは、リリース時にSNSでどのように発信したのかを紹介します。
リリース告知は広告で出し直した
ぬい日和のリリース告知は、通常のポストではなく、X広告として改めて出し直したポストです。
広告を使わずに投稿したときは、6リポスト・20いいね程度で、インプレッションはほとんど伸びませんでした。そこで広告で出し直したところ、78.5万インプレッションまで拡散できました。
現在はフォロワーが約7,900人いますが、リリース当初は数十人しかいませんでした。フォロワーが少ない状態で普通に投稿しても、多くの人の目には止まらず、なかなかバズりません。今回は自分の影響力を使っていないため、広告という手段で認知を集めました。
バズらなくても終わりではない
投稿してバズらなかったから終わり、ではありません。
- 広告を打ってみる
- ほかのチャネル・媒体を試す
- そのチャネルでも広告を試す
反応の良いチャネルはプロダクトによって変わるため、それぞれ実験していくことになります。これがリリース後に最初に行う実験です。
とはいえ、広告を使っても投稿してもバズらないときはバズりません。ビジネスはそれほど甘くありません。ただ、ウェイトリストが集まっているアプリであれば需要はあるはずなので、リリース後もコツコツと分析と改善を重ねていきます。
バイラルデザインとUGC
リリース後に拡散を起こす方法として、次の2つがあります。
- バイラルデザイン ― ユーザーがSNSで共有したくなるページや画面を作り、共有を促す
- UGC(ユーザー生成コンテンツ) ― ユーザー自身が作成・投稿したコンテンツによって拡散を起こす
ぬい日和では、リリース直後のローンチによる拡散に加えて、UGCでも大きな成果が出ました。UGCの投稿2件がそれぞれ100万インプレッション、200万インプレッションに達し、3〜4万人のユーザーを獲得できました。
機能追加による小さなバズ
現在もアプリの改善を続けており、最近も小さなバズがありました。ぬいぐるみをなでると言葉が出てくる機能を後から実装したところ、それを紹介したユーザーの投稿が17.4万インプレッションまで拡散し、新たに300〜400人のユーザーが流入しました。
リリース当初と比べるとユーザーの増加は少ないものの、こうした「SNSでシェアしたくなる」デザインや機能を考えることが大切です。
流入が鈍ってきたら次の手を打つ
最初のバズと比べると、その後はバズっても流入が増えにくくなってきた、というのが正直な印象です。そのため、次のような手を検討しています。
- 新しい機能を追加する
- 別のチャネルを試す(TikTok、Instagram、Threadsなど)
次に開拓するなら、InstagramかThreadsあたりを考えています。
バズるのは運。その後の改善が本番
リリースでバズればラッキーです。実際にはバズらないことのほうが多く、確率としては10〜20%程度だと考えています。
バズらなかったからといって、アプリに価値がないわけではありません。リリース後も1ヶ月、2ヶ月と、前向きに分析と改善を続けていきましょう。
私自身、毎日開発を続けていますが、基本的には分析とアップデートの繰り返しです。プロダクトにかける時間の割合でいえば、Claude CodeでのMVP開発が1、分析と改善が9くらいです。ここがきちんとできないとアプリは伸びないため、次のレッスンでは分析と改善について詳しく解説します。